しあわせ食堂の異世界ご飯6
アリアとリベルト――リントは、リズベットから見て両想いだと思った。だからこそ、リベルトの婚約者になった自分はアリアに嫌われてしまったのでは?と。
今のリズにとって、しあわせ食堂の敷居はとても高い。
(大丈夫、全部が終わったらきちんと話して……謝って……許してもらえるかな?)
極力アリアのことを考えないようにしていたので、リズベットの頭の中がぐるぐるしてくる。
「リズ」
「あ、はい……」
「顔色が悪い。今日は屋敷で休んでいなさい」
娘を心配する様子のライナスに、リズベットは慌てて首を振る。
「いえ、大丈夫です。ちゃんとお稽古に行きます」
体調が悪いわけではないので、休むことはしたくない。アリアの話題が出てしまったから動揺してしまっただけで、元気だ。
身振り手振りをして必死に問題ないとアピールするリズベットを見て、ライナスはまた笑う。
「そうかそうか、元気でよかった。なら、今日はお稽古事だけ許可しよう。それ以外の滞在はしないで、終わったらまっすぐ屋敷へ帰ってきなさい」
「わかりました」
登城の許可がもらえたことにほっとしたところで、ライナスが出かける時間になってしまった。
今のリズにとって、しあわせ食堂の敷居はとても高い。
(大丈夫、全部が終わったらきちんと話して……謝って……許してもらえるかな?)
極力アリアのことを考えないようにしていたので、リズベットの頭の中がぐるぐるしてくる。
「リズ」
「あ、はい……」
「顔色が悪い。今日は屋敷で休んでいなさい」
娘を心配する様子のライナスに、リズベットは慌てて首を振る。
「いえ、大丈夫です。ちゃんとお稽古に行きます」
体調が悪いわけではないので、休むことはしたくない。アリアの話題が出てしまったから動揺してしまっただけで、元気だ。
身振り手振りをして必死に問題ないとアピールするリズベットを見て、ライナスはまた笑う。
「そうかそうか、元気でよかった。なら、今日はお稽古事だけ許可しよう。それ以外の滞在はしないで、終わったらまっすぐ屋敷へ帰ってきなさい」
「わかりました」
登城の許可がもらえたことにほっとしたところで、ライナスが出かける時間になってしまった。