しあわせ食堂の異世界ご飯6
さあ、今日もしあわせ食堂開店です!
一番乗りで店内へ入ってきたのは、レオンだった。そして席へ着くなり、すぐさま目当てのものをエマへ注文する。
「グラタンをお願いします!!」
「あんたね、うちの従業員なんだからわざわざ食べにこなくてもいいだろうよ……。グラタンだって、今度アリアちゃんが作り方を教えてくれるだろう?」
エマが呆れたように言うが、レオンは首を振ってそうではないのだと主張する。
「いえ、すぐにでも食べたくて! 今日は休みなので……昨日の夜から待ち遠しかったんです」
レオンは、赤髪が目立つ十五歳の男の子だ。
コロッケを食べて以来、しあわせ食堂の虜になり、いまではアリアが監修している学園の給食を作る仕事をしてくれている。
しあわせ食堂の一員ではあるのだが、働く場所が違うということもあり大好きなアリアの料理を食べる機会にはあまり恵まれていない。
あまり眠れなかったというレオンに、グラタンの美味しさを知っているエマはそれも仕方がないと思う。
「グラタンもすごく美味しいし、レオンが期待する気持ちはよくわかるよ。私だって、特に寒い日は毎日でも食べたいと思うからね」
一番乗りで店内へ入ってきたのは、レオンだった。そして席へ着くなり、すぐさま目当てのものをエマへ注文する。
「グラタンをお願いします!!」
「あんたね、うちの従業員なんだからわざわざ食べにこなくてもいいだろうよ……。グラタンだって、今度アリアちゃんが作り方を教えてくれるだろう?」
エマが呆れたように言うが、レオンは首を振ってそうではないのだと主張する。
「いえ、すぐにでも食べたくて! 今日は休みなので……昨日の夜から待ち遠しかったんです」
レオンは、赤髪が目立つ十五歳の男の子だ。
コロッケを食べて以来、しあわせ食堂の虜になり、いまではアリアが監修している学園の給食を作る仕事をしてくれている。
しあわせ食堂の一員ではあるのだが、働く場所が違うということもあり大好きなアリアの料理を食べる機会にはあまり恵まれていない。
あまり眠れなかったというレオンに、グラタンの美味しさを知っているエマはそれも仕方がないと思う。
「グラタンもすごく美味しいし、レオンが期待する気持ちはよくわかるよ。私だって、特に寒い日は毎日でも食べたいと思うからね」