ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来
「さっきのアヒル顔、もう1回、見せて。」
『・・・えええっ?』
イキナリ布団の中に潜り込んできた彼に
両手で顔を挟まれた上に
突然のお願い発言を聞かされて
マヌケな声を上げる私。
ヤダ・・
無意識にそういう顔しちゃってただけなのに
そんな恥ずかしい顔を意図的にするなんて
っていうか
あまーいコトをしようとかいうムードとかじゃなくて
もしかして、私
お兄ちゃんにからかわれてる?
そんなの
『イヤです!』
なんだか悔しい!
クスッ!
またまた鼻先で笑った彼。
やっぱり、からかわれてるんだ
仕方ない、昨日の夜から
からかわれてもおかしくないようなことを連発してるんだから
悔しいけれど
もう笑うなり、罵るなり、煮るなり、焼くなり
もうスキにして下さい!
「じゃあ、さっきの、もう1回聞かせて。」
布団の中でそう言った彼の表情はハッキリと見えなかったけれど、低く穏やかなその声はやっぱり心地いいモノで
悔しいけれど、彼のいうことをききたくなっちゃうんです
で、さっきの?
さっきのって・・・
『・・・いた、いた』
やっぱり言えないよ~
こんな恥ずかしい姿、晒してしまったばかりなのに