ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来


でも私は彼を
追いかけられなかった。


あんな微笑みを見せられたその瞬間

私はもう
自分で決めた道を頑張るしかないと思ったから。




そして
ナオフミさんと私は


お互いにいろんな想いが詰まったこの場所で
この病院の屋上で


お互いに別々の道を歩み始めた・・・・




イコール
ナオフミさんと私は



・・・・離れ離れになった・・・・・・


いや
もっと正直に言えば



一度は婚姻届にお互いの名前を書き入れた私達なのに

ケンカしたわけでもないのに

お互いにキライになったわけでもないのに


ワタシのワガママ
そのたったひとつだけで




『ナオフミさん、ゴメンナサイ・・・そしてありがと。どうか今度こそは幸せになって、ね・・・・』




・・・・別れてしまった・・・・




それだけは
ちゃんと認めなくてはいけない事実だった。


彼と離れ離れになってしまったその瞬間からは
自分の足でちゃんと立ち上がって
前に向かって歩かなきゃいけなかったから・・・・。



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