ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来
「はい、どうぞ。」
『失礼します。』
ガチャッ・・・
恐る恐る開けた院長室のドア。
目の前には
「キミが高梨クンだね。」
少ない髪の毛を丁寧に七三分けしている、いかにも人のよさそうな院長らしき男の人と
「伶菜ちゃん、久しぶりね。」
手術着に白衣を羽織った格好で両指を頭の上で組んだままニッコリと微笑んでいた奥野先生がソファーにもたれかかりながら腰掛けていた。
「白衣、似合うじゃない。」
『いえ、そんな・・・着慣れていないので、なんか肩凝りますね。』
「なんか伶菜ちゃんらしいわ、あっ、伶菜ちゃんって呼んじゃ失礼よね?高梨先生♪」
『・・い、いえ、そんな・・・あの、お久しぶりです。』
緊張でガチガチになっている私に
彼女らしいオトナな余裕の笑みを浮かべながら語りかける奥野先生。
やっぱり今でも
カッコイイです、奥野先生
そのカッコよさ
同じ女性としてなんか憧れちゃいます
「話が盛り上がってるところで悪いけれど・・・・」
久しぶりに会う奥野先生と私の会話に申し訳なさそうに割って入ってきた、人のよさそうな院長らしき男性。
「いいえ、院長。高梨さんにお話あるんでしょ。どうぞ。」
「悪いね、奥野クン。じゃ、高梨クン、あのね」
ガチャッ!!!!!!