ラヴシークレットルーム Ⅱ お医者さんの彼との未来


「こっちの病院に慣れたも何も・・・アナタがこっちの病院にって、本気なの?森村さん・・・」

「・・・オレの名前を知って頂いているなんて、光栄です、奥野センセ♪・・・モチロン♪大マジです!この病院、、確か6月に整形外科医の欠員出るんですよね?レイナがこの病院に勤務するって噂を聞いたモンだから、こんなチャンスは今ゲットすべきだと思って!欠員、あるんでしょ?坂田院長♪」


「あ、ああ・・・そう・・・と」




彼女にしては珍しく眉間に皺を寄せ、鋭い目付きで森村医師に問いかけた奥野先生。

しかしそんな彼女に臆することなくゴキゲンぶりを見せつけた森村医師。



そんな彼らの間で


「・・・・・・・・・」


『・・・・・・・・・』



坂田院長と私は完全に気後れ状態。



「じゃ、決まりですね、院長!オレ、専門は手の外科ですけど、膝《ひざ》でも脊《せき》髄《ずい》損傷でもなんでも診るコトできますから安心して下さい!!!!!なんてったって、オレ、天才ですからッ♪」




「・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・」


『・・・・・・・・・』



とうとう奥野先生までもが閉口してしまった。

眉間にクッキリとした皺を刻んだままで。






はあぁ

あんなにも頭のキレる奥野先生なのに
ナオフミさんのコトは手のひらの上でコロコロと転がせても
この人の暴走は止められないんだ・・・



このままじゃ

ワタシ
この人とも
一緒にこの病院で
働くコトになっちゃうの?!








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