強引な政略結婚が甘い理由~御曹司は年下妻が愛おしすぎて手放せない~
「誓いのキスは、その前に交わした誓いの言葉を閉じ込めておくためにするらしい。キスで互いの唇を塞いで閉じ込めて、誓いの言葉を永遠のものにする。それを式の途中で思い出して、明の口にキスをした」
宙へと浮いていた真夜の視線が、再び私へと向けられる。
「――俺は、明を永遠に愛すると誓うよ」
彼の左手首にある腕時計の針は再び動き出している。
私たちは幼馴染から夫婦になった。