会長候補はSweets☆王子!?
 あたしは、口に含みかけたお水を吐き出しそうになりました。

「ぶっ!? な、何を唐突に!」

「図星ですね。まず一つ目は、お付き合いされている殿方とのことで。
 もう一つは……わたくしの勘が正しければ、また別のベクトルとの兼ね合いがあるかと存じ上げます」


 スゴイ!! アドルフォさんの勘は大当たりも大当たり、大ビンゴど真ん中命中です。

「な、何でそこまで分かるんですか?」

「私は、矢田部家筆頭執事。それくらい察せられなければ、この職務つとまりません」


 自信満々に言い切る彼が、何だかちょっぴり怖いな~。


「あの……物凄く変なことを訊ねますが、良いですか?」

 と、あたしはアドルフォさんに向き直ります。


「真希お嬢様のご質問なら、何でも私に答えられる範囲で」


「ええと、学校の生徒会長に立候補するのって、難しいことだと思いますか?」


 すると、アドルフォさんはあたしの目をじーっと見詰めて

「真希お嬢様が、生徒会長選挙に打って出られるのですか?」
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