会長候補はSweets☆王子!?
「塚本会長さんって、どっか具合でも悪いの?」
口をモグモグさせながら、池永君が聞きます。
「まあ、しばらく入院しないといけないから、今日は残ってるお仕事片付けようと思って、それでね」
「おい! 池永。失礼だぞ」
大内君は、池永君と会長さんの間に割って入ろうとします。
あたしはおぼろげながら、大内君が生徒会の書記として以上に、塚本会長さんのことを気にかけているんじゃないのかなあ……そんなことも考えました。
「それで、こんな格好を?」
池永君は、会長さんの泥に汚れたジャージの上下を指さしました。
「ええ。亜美菜が生徒会会長として、出来ることって『こんなこと』位しかないもん」
……ゾウさんのプラスチック製じょうろ、銀色のコーティングがあちこち剥げたスコップ、除虫菊のスプレー缶。
生徒会室と言うより、園芸部室にありがちな物が、キャビネットの上や戸棚に置いてあります。
口をモグモグさせながら、池永君が聞きます。
「まあ、しばらく入院しないといけないから、今日は残ってるお仕事片付けようと思って、それでね」
「おい! 池永。失礼だぞ」
大内君は、池永君と会長さんの間に割って入ろうとします。
あたしはおぼろげながら、大内君が生徒会の書記として以上に、塚本会長さんのことを気にかけているんじゃないのかなあ……そんなことも考えました。
「それで、こんな格好を?」
池永君は、会長さんの泥に汚れたジャージの上下を指さしました。
「ええ。亜美菜が生徒会会長として、出来ることって『こんなこと』位しかないもん」
……ゾウさんのプラスチック製じょうろ、銀色のコーティングがあちこち剥げたスコップ、除虫菊のスプレー缶。
生徒会室と言うより、園芸部室にありがちな物が、キャビネットの上や戸棚に置いてあります。