会長候補はSweets☆王子!?
「あたし、そんなこと言われても、早坂さんって人も【RED】についてもなんにも知らないよ! お願い、信じて」
西村さんは強くうったえるあたしの瞳を、じっと見つめて
「あなたが嘘をついてないことは分かった。じゃあ、質問を変えるわね?
矢田部さん、あなたはつい最近、誰かになに……」
西村さんがそこまで言いかけた時、茂みのススキを揺らす微かな音と一緒に、黒い人影があたし達二人をザザザっと取り囲んだ!
(えっ!? これってもしかして……?)
口元と鼻を押さえられたハンカチの奥から、強い刺激臭がして、あたしの意識は真っ暗闇に落ちていった。
耳元で、あたしの名を呼ぶ西村姫子さんの声と、彼女が草むらの中で手足をばたつかせ抵抗する音がフェード・アウトして行く。
◆ ◆
西村さんは強くうったえるあたしの瞳を、じっと見つめて
「あなたが嘘をついてないことは分かった。じゃあ、質問を変えるわね?
矢田部さん、あなたはつい最近、誰かになに……」
西村さんがそこまで言いかけた時、茂みのススキを揺らす微かな音と一緒に、黒い人影があたし達二人をザザザっと取り囲んだ!
(えっ!? これってもしかして……?)
口元と鼻を押さえられたハンカチの奥から、強い刺激臭がして、あたしの意識は真っ暗闇に落ちていった。
耳元で、あたしの名を呼ぶ西村姫子さんの声と、彼女が草むらの中で手足をばたつかせ抵抗する音がフェード・アウトして行く。
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