君のとなり。
紫苑が私の頬に
手を添えて耳元で囁いた。
「僕にしときなよ、希衣。
僕なら希衣のこと大事にするし
絶対に傷つけたりしないから。」
ふわりと微笑まれて、
私の心がぐわりと揺れた。
紫苑は何か勘違いしてる。
私と紫苑はただの幼馴染みなのに。
「私と紫苑は幼馴染みでしょ。
それ以上の関係になることはないよ。
それに、私は鳴海くんに対して
恋愛感情とか持ってないから。」
紫苑を軽く睨むと彼は薄く笑う。
なんだろう、この感覚。
心臓がばくばくいってる。
「そ、ならいいけど。」
紫苑が私の前髪を手でかきあげる。
ちゅっ。
「希衣の婿枠は僕が予約したから。」
ぱちんとウィンクすると
彼は保健室から出ていった。
手を添えて耳元で囁いた。
「僕にしときなよ、希衣。
僕なら希衣のこと大事にするし
絶対に傷つけたりしないから。」
ふわりと微笑まれて、
私の心がぐわりと揺れた。
紫苑は何か勘違いしてる。
私と紫苑はただの幼馴染みなのに。
「私と紫苑は幼馴染みでしょ。
それ以上の関係になることはないよ。
それに、私は鳴海くんに対して
恋愛感情とか持ってないから。」
紫苑を軽く睨むと彼は薄く笑う。
なんだろう、この感覚。
心臓がばくばくいってる。
「そ、ならいいけど。」
紫苑が私の前髪を手でかきあげる。
ちゅっ。
「希衣の婿枠は僕が予約したから。」
ぱちんとウィンクすると
彼は保健室から出ていった。