美髪のシンデレラ~眼鏡王子は狙った獲物は逃がさない~
゛隣で眠る瑠花の寝顔が尊すぎて死ねる゛
朔也は、隣で身魂尽き果てたように眠る瑠花の髪を愛しそうに撫でた。
真っ白な肌、薄くて赤い唇、そして何より穂積の商品で育てられた美しい髪。
全てが柔らかくて綺麗で誰にも見せたくない、と隠していたくなる。
我慢できなくて、眠る瑠花の唇にそっと唇を寄せる。
だんだんと止まらなくなって舌を入れそうになったが
「ん・・・」
と瑠花が身じろいたので慌てて中断した。
土曜からこっち、本当に怒濤の三日間だった。
何度も箍が外れそになって本当に参る。
だが、瑠花こそ徹夜で新商品をもうひとつ開発したのだ。
少しは眠らせてあげないと可哀想だろう。
12年間探し求めてきた゛美髪のシンデレラ゛を見つけ出し、研究開発課に自ら異動して、ようやく瑠花と一緒に働くようになり一週間。
嫌がる瑠花を誘って穂積堂に向かい、自分との馴れ初めを思い出させて、一気に距離を縮めようと思った矢先に大きな邪魔が入った。
穂積のヘアケア商品の外装容器を委託している長野の工場からのクレーム。
本社に依頼したはずの材料の一部が届かず、月曜納品予定の容器が間に合わなくなりそうだというのだ。
本来なら副社長が謝罪に伺うべき大切な取引先なのだが、生憎海外研修とかで不在だった。
それならと営業時代に工場の社長と顔見知りとなった『朔也を派遣しろ』と言い出したのは、クレーム対応部門の長、狭間だった。
これまでも、何かにつけて朔也は狭間と但馬にクレーム処理を押し付けられてきた過去がある。
今回も偶然とは思えないが、お得意先とのトラブルを放っておくわけにはいかない。
朔也は泣く泣くデート中(?)の瑠花と別れ、単身、長野に飛んだ。
材料の確保に奔走し、東京に戻るのは日曜日の夜中になった。
その間、勝手に連れ出し放置してしまった瑠花を怒らせたのだろう、スマホに連絡しても既読すらつかなかった。
もちろん携帯は繋がらない。
土曜の朝のように、雅樹を通じて連絡を取ろうとしたがそれも失敗。
朔也は瑠花の安否を心配しつつも工場でのトラブル処理に明け暮れるしかなかった。
そんな疲労困憊した状態の中、雅樹から不穏なお知らせがもたらされた。
瑠花の元カレの出現である。
朔也は、隣で身魂尽き果てたように眠る瑠花の髪を愛しそうに撫でた。
真っ白な肌、薄くて赤い唇、そして何より穂積の商品で育てられた美しい髪。
全てが柔らかくて綺麗で誰にも見せたくない、と隠していたくなる。
我慢できなくて、眠る瑠花の唇にそっと唇を寄せる。
だんだんと止まらなくなって舌を入れそうになったが
「ん・・・」
と瑠花が身じろいたので慌てて中断した。
土曜からこっち、本当に怒濤の三日間だった。
何度も箍が外れそになって本当に参る。
だが、瑠花こそ徹夜で新商品をもうひとつ開発したのだ。
少しは眠らせてあげないと可哀想だろう。
12年間探し求めてきた゛美髪のシンデレラ゛を見つけ出し、研究開発課に自ら異動して、ようやく瑠花と一緒に働くようになり一週間。
嫌がる瑠花を誘って穂積堂に向かい、自分との馴れ初めを思い出させて、一気に距離を縮めようと思った矢先に大きな邪魔が入った。
穂積のヘアケア商品の外装容器を委託している長野の工場からのクレーム。
本社に依頼したはずの材料の一部が届かず、月曜納品予定の容器が間に合わなくなりそうだというのだ。
本来なら副社長が謝罪に伺うべき大切な取引先なのだが、生憎海外研修とかで不在だった。
それならと営業時代に工場の社長と顔見知りとなった『朔也を派遣しろ』と言い出したのは、クレーム対応部門の長、狭間だった。
これまでも、何かにつけて朔也は狭間と但馬にクレーム処理を押し付けられてきた過去がある。
今回も偶然とは思えないが、お得意先とのトラブルを放っておくわけにはいかない。
朔也は泣く泣くデート中(?)の瑠花と別れ、単身、長野に飛んだ。
材料の確保に奔走し、東京に戻るのは日曜日の夜中になった。
その間、勝手に連れ出し放置してしまった瑠花を怒らせたのだろう、スマホに連絡しても既読すらつかなかった。
もちろん携帯は繋がらない。
土曜の朝のように、雅樹を通じて連絡を取ろうとしたがそれも失敗。
朔也は瑠花の安否を心配しつつも工場でのトラブル処理に明け暮れるしかなかった。
そんな疲労困憊した状態の中、雅樹から不穏なお知らせがもたらされた。
瑠花の元カレの出現である。