かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
 純は私の顔をじっと見返した。
「だから、なに?」
 やっぱり何の表情も見て取れない。
「何とも思わないの?」
「……何て云って欲しいの?」
 私は純を掴む手に力が籠もる。
「私は、純が好き。だから、妬いてほしい。どうしてそんなことしたんだって、怒鳴ってほしい」
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