かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
温泉から上がると、高野先生が女湯の前の椅子に座って、窓から見える外の景色を見ていた。
その横顔も、嫌いじゃないんだけど――。
だけど……。
「お待たせ」
声をかけると、先生は私に気づいた。
「おう。湯上りたまご肌。若いっていいな」
「そうだね。先生はもう若くないもんね」
「こいつ~」
先生はあたまをぐりぐりと攻めてくる。
「痛い~、体罰~、セクハラ~」
「こんなところで体罰もないだろ」
「婦女暴行~」
その横顔も、嫌いじゃないんだけど――。
だけど……。
「お待たせ」
声をかけると、先生は私に気づいた。
「おう。湯上りたまご肌。若いっていいな」
「そうだね。先生はもう若くないもんね」
「こいつ~」
先生はあたまをぐりぐりと攻めてくる。
「痛い~、体罰~、セクハラ~」
「こんなところで体罰もないだろ」
「婦女暴行~」