うるせえ、玉の輿。
業平は、私にピンクのランドセルをくれた。
私がトートーバッグで登校しているのに違和感を覚えていたらしい。
『本当はね、俺、ピンクのランドセルが欲しくて買ってもらったんだけどそれで登校する勇気が出なくて、結局親が買った黒のランドセルにしたんだ。だから可愛い女の子に代わりに使ってほしい』
ブランド品らしいピンクのランドセルは、業平がもう五年使っている黒いランドセルのように艶々で、手に持った瞬間震えてしまった。
『でも、私、お金ないし』
私がトートーバッグで登校しているのに違和感を覚えていたらしい。
『本当はね、俺、ピンクのランドセルが欲しくて買ってもらったんだけどそれで登校する勇気が出なくて、結局親が買った黒のランドセルにしたんだ。だから可愛い女の子に代わりに使ってほしい』
ブランド品らしいピンクのランドセルは、業平がもう五年使っている黒いランドセルのように艶々で、手に持った瞬間震えてしまった。
『でも、私、お金ないし』