ねえ、理解不能【完】
「そういえば青、月曜日少年チャンプの発売日だよ、ちゃんと覚えてた?」
「へ?.......あ、忘れてた!ありがと、教えてくれて」
「だと思った。て言っても、青は買わないんでしょ?」
「あ、うん。立ち読みする」
「だめだなあ、時には売上に貢献しないと」
ゆうが、ケラケラ笑ってる。
私もつられて笑ってしまう。
好きな漫画の話やテレビの話、くらだない日々のこと、お互いのこと。今では話が尽きることはない。
「俺が集めてる本の最新刊も月曜に出るんだけど、月曜日さ、よかったら放課後、駅前の本屋行かない?」
「わ、行きたい!ついでに、かき氷も食べようよ」
「最近あっちーもんね。賛成ー」
シャツのボタンをふたつあけたゆうが、私をつないでいる方とは反対の手で、パタパタと首元を仰ぐ。
たしかに暑くて気が滅入っちゃうけれど。私がたえられるのは、隣にいる爽やかなゆうのお陰なのかな、なんて思ったりする。