ねえ、理解不能【完】









放課後になると、一気に騒がしくなる教室。



朝、学校にきた時よりも夕方の方が元気なのってよく考えたら可笑しいけど、たぶんそれが高校生。放課後が楽しみなのは、私も例外ではないし。



教科書をロッカーにしまって、自分の席で大人しく待機中。いつも千草が教室まで迎えにきてくれているの。


だから、いつものように千草を待っているんだけど、今日はなかなかこない。



毎日、絶対に私のところまでむかえに来てくれるのに。朝、遅れたからその仕返し?


帰っていくクラスメイトを横目に、寂しい気持ちに包まれる。




……私って、千草に甘えすぎなのかな。



でも、それが私と千草の“フツウ”だ。


千草は私のことを甘やかしていればいいの。
私が、隣にいるんだから。



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