ねえ、理解不能【完】
だけど今日の朝は私も悪かったし、川瀬君の癒し効果もあって今日はまあまあ気分もいいし。
……仕方ないから、青様が迎えに行ってあげる。
そうしたら、千草の機嫌が一気に直るといいんだけど。
川瀬君みたいな笑顔で微笑みかけたら、きっと千草だってイチコロだ。
真似するために川瀬君の笑顔を思い浮かべながら、千草の教室であるD組に向かう。
私たちの教室は思ったより離れていて、たしかに毎日迎えに行くのは面倒だな、なんてぼんやり思った。
千草と同じクラスになったことは今まで一度もなくて、学校での千草が実際どんな感じなのか結構興味がある。
授業中とか、ほとんど寝てるのかな。
休み時間もずっと寝てたりして。
それで千草はモテるんだもん。
やっぱり世の中は不公平だ。