ワケあり花屋(店長)とコミュ障女子の恋
椿の母は、娘に依存心を持ち始めた時、娘から拒絶されたことで発狂し、包丁を娘に向けたのだった。

椿は母に、専門の病院へ行くことを進めた。その話が結局は母は自分を娘が拒絶したのだと思ったのだ。


椿の母の叫び声を聞きながら海はすべてを察した。

「そっか・・・」
海の言葉に椿は顔をゆがめる。
その顔に海は自分の心も痛む。きっと椿自身はもっとだ・・・。


「店長・・・」
「ん?」
「・・・私はやっぱり・・・ダメダメです・・・」
切なく笑った椿の微笑みが、海が最後に見た椿の笑顔だった。
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