ワケあり花屋(店長)とコミュ障女子の恋
「椿」
海がいつものように椿の病室へ入ると椿が車いすに座り窓の外を見ていた。
椿が怖がらないようにそっと声をかける。
「今日はこれ」
いつものようにブーケを椿に渡す。
「ありがとう・・・」
海が敬語を辞めてほしいといった時から椿は時々まだ敬語を使うが、敬語じゃなく話をすることもあった。
「今日は紫」
「きれい・・・」
椿はもらったブーケをドライフラワーにしている。
左手で受け取るとすぐに車椅子を少し動かして棚の上に飾ろうとする。
でも車いすは左手でしか操作できず、うまく前に進めない。
「ほら」
海がすぐに車いすを押し、進むのを手伝った。
いつものようにブーケにひもをつけ、病室にぶら下げることも手伝う。
海がいつものように椿の病室へ入ると椿が車いすに座り窓の外を見ていた。
椿が怖がらないようにそっと声をかける。
「今日はこれ」
いつものようにブーケを椿に渡す。
「ありがとう・・・」
海が敬語を辞めてほしいといった時から椿は時々まだ敬語を使うが、敬語じゃなく話をすることもあった。
「今日は紫」
「きれい・・・」
椿はもらったブーケをドライフラワーにしている。
左手で受け取るとすぐに車椅子を少し動かして棚の上に飾ろうとする。
でも車いすは左手でしか操作できず、うまく前に進めない。
「ほら」
海がすぐに車いすを押し、進むのを手伝った。
いつものようにブーケにひもをつけ、病室にぶら下げることも手伝う。