忍君のセカンドラブ~歳の差30歳以上~

 夕食は幸喜のリクエストでクリームシチューを作り、愛のオムツを変えミルクを飲ませ。


 後片付けが終わると、愛をお風呂に入れる忍。


 まだベビー用のお風呂で入っている愛。


 お風呂に入ると気持ちよさそうな顔をしている愛。


 
 ふと、愛の身体を洗っていると、お腹の辺りにピンク色のハートのような形の痣のようなものがあるのが目に入った。


「あれ? 愛、こんなところに痣があったんだ。気づかなかったなぁ」


 その痣を見ていると。

 ふと、フェアディーの胸のあたりにも同じ形の痣っぽいのがあった事を忍は思い出した。


 

 あの夜。


 フェアディーを結ばれた日。

 忍はフェアディーの胸を見て、綺麗な胸だと思って見惚れてしまった。


 唇で触れた時、ピンク色の可愛い形の痣があるのが目に入り、その痣を見て忍はキュンと鳴ったのを思い出した。



 愛にも同じ痣がある…。


 やはり幸喜の言う通りなのだろうか?

 もし、あの夜に授かった子供だとしたら…

 会社の待合室に置いて言った理由も納得できる。

 どうやって置いたのかは不明だが。


 妖精だとしたら、見えないようい現れるのも可能なのかもしれない…。


 何とか確証が欲しい…。


 そう思った忍はある事をひらめいた。





 愛をお風呂に入れてから、忍はあるところに電話をけていた。

「ああ…頼む、お金はどんだけかかても構わない。…ああ分かった…」


 電話を切った忍は愛を抱き上げた。


「愛…お母さんは、どこにいるんだ? 」


 尋ねても愛はスヤスヤと眠っている… …。
 
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