俺のボディガードは陰陽師。



それから、体調不良ということでキャプテンに早退をすることを伝えに行く。

「いいぞいいぞ!調子悪いなら明日も休め!」と快く了承してもらった。

みんなに心配される中、そそくさとグラウンドを後にしようとした。



「忠晴迎えに来れんの?大丈夫?」

「わっ!…と、瞳真くん!」



急に後ろからヌッと現れ、弾丸で話しかけてきた。

突然の登場に、思わず声をあげてしまう。

心臓飛び出るかと思った…!

この人、いつも急!



「最近疲れてんの?伶士変だぞ」



ためらいもなく核心を突かれて、ギクッとさせられる。

瞳真くん、昔から変に勘が鋭いからな。



「べ…別に。ちょっと疲れてるだけだよ」

「ふーん。それって、忠晴となずぽよが一緒に試合見てたの関係ある?」

「は?…な、何で!関係ないって!」

「ふーん。そ」



そこのところ、まだ引っ掛かってるワケ?

この人、ホント妙に鋭くて恐い。

何考えてるかわからない。



「…お、落ち着いたら話すから。その事は」

「わかった。待ってる。お大事に」



肩をポンと叩かれ、手を振って。

瞳真くんはグラウンドへと戻っていった。



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