花印†blood



「これで、くりすは俺のだ」



そう囁かれ、再び刹那様の顔が近づいてくる。



あともう少しで唇が触れる…





―バンッ


「刹那様!!ただ今、戻りました………あっ…」



「……チッ…コウ、もう戻ってきたのか。邪魔しやがって」



キスはしてなかったけれど、凄く密着していたし…そんな所をコウに見られてしまったなんて。


凄く恥ずかしい。


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