花印†blood



ココアを飲みながら、ふと昨日のことを思い出した。



無意識に手が刻印に伸びていて。


刹那様と契約して……ここに噛み付かれた…なんて思っただけで顔が紅くなる始末。



「…くりす様、顔が緩んでおられます。昨日のことを考えておられるのですね?」



白羽に指摘され、更に顔が紅く染まる。



「くりす様ったら「白羽、やばい」



気がつくと、知らない間に杉浦君も部屋に入ってきていた。



< 147 / 277 >

この作品をシェア

pagetop