花印†blood



「それはお前の身体の一部のようなもの…お前しか触れることが出来ない」



この薔薇が私の身体の一部のようなもの…?

何か変な気分だ。


私はそっと薔薇に触れてみた。

すると、眩しい光に包まれた。














『何…ねぇ、今の何だった…あれ?』



さっきまでそこに立っていた男がいない。


何処かに行ってしまったのか…

それとも…夢だったのか


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