。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅵ《シリーズ最新巻♪》・*・。。*・。
今まで女運がないと嘆いていたが、
だって俺の周りに居る女って、朔羅を除けば、やたらとエロい秘書のキリに、俺を手のひらの上で転がす彩芽、我儘女王様のイチ、ひょっとして俺より怖くてキモが据わっている鈴音姐さん……
うん、間違いなく女運ゼロだな。むしろマイナスだが、
想像以上にイイ女と、予想もしない所で出会うとは。
運命の出会い?
なんてな。
と、思うも
プールパーティーでは参加者はこのホテルの客室を一室リザーブされていて、豪華なその部屋でスーツに着替え……妙に気張る。
うん、俺はやっぱりこれ(スーツ)が一番いい。最近プライベートと言うプライベートが無かったからな、ラフな格好は逆に違和感だった。
クローゼットに付けられた全身鏡で下ろしていた髪をワックスで撫でつける。
ツーブロックのビジネスオールバックは、ここ最近ずっとこのスタイルだから妙に定着している。
最後にネクタイを締め直し、
パタン…
クローゼットを閉じた。
「ふむ。何かが起こりそうな予感だ」
俺は下唇を舐めた。