お見合い夫婦の結婚事情~カタブツ副社長に独占欲全開で所望されています~
蓮が真帆を連れてきたのは、最近リニューアルオープンしたばかりの海辺の水族館だった。
「白状すると、俺だって女性と付き合うのは久しぶりだ。ましてや10も歳下の君がどこへ行けば喜ぶのかなんてわからなかったから、オーソドックスなところになってしまった」
照れたように言う蓮に、真帆は目を細める。そして、決して自分を大きく見せようとしないところも彼の魅力だと思った。
沢山の人の上に立つ彼ならば弱みを見せることには、抵抗があってもおかしくはないはずなのに。
自分の弱い部分を認めつつ、今いる地位に甘んずることなく努力し続ける彼だからこそ、周りの人たちは彼の力になりたいと思うのだろう。
「私もテレビで見て、新しくなったのは知っていましたから、来てみたいと思っていたんです」
真帆が言うと、蓮は安堵したように微笑んだ。
「良かった」
そして真帆の手を取り歩き出す。
「あ…」
真帆は思わず声をあげる。
それに気がついた蓮は、足を止めて振り返った。
「白状すると、俺だって女性と付き合うのは久しぶりだ。ましてや10も歳下の君がどこへ行けば喜ぶのかなんてわからなかったから、オーソドックスなところになってしまった」
照れたように言う蓮に、真帆は目を細める。そして、決して自分を大きく見せようとしないところも彼の魅力だと思った。
沢山の人の上に立つ彼ならば弱みを見せることには、抵抗があってもおかしくはないはずなのに。
自分の弱い部分を認めつつ、今いる地位に甘んずることなく努力し続ける彼だからこそ、周りの人たちは彼の力になりたいと思うのだろう。
「私もテレビで見て、新しくなったのは知っていましたから、来てみたいと思っていたんです」
真帆が言うと、蓮は安堵したように微笑んだ。
「良かった」
そして真帆の手を取り歩き出す。
「あ…」
真帆は思わず声をあげる。
それに気がついた蓮は、足を止めて振り返った。