お見合い夫婦の結婚事情~カタブツ副社長に独占欲全開で所望されています~
情報通のゆかりは、二人の噂がどのくらい広まっているのかなどを一条から調べてほしいと言われることもあるという。
スパイみたいなことをさせてごめんねと謝る真帆に、ゆかりは心配しないでむしろラッキーと言った。今まで憧れの存在ではあるが言葉を交わすことも叶わなかった一条と接点を持てたからだ。
備品配布に秘書室へやってきた際に一条と打ち合わせて帰ってゆく彼女はすっかり恋する乙女の顔である。
「真帆知ってる?…表彰パーティーはここからが本番なのよ」
意味ありげにゆかりが真帆に囁く。
真帆は目をパチクリとさせた。
「ここからが?」
「そう!」
ゆかりが頷いて会場を見回した。
「実行委員会の打ち上げは、ここの参加メンバーの二次会と合同でやるの!」
だから?と再び首を傾げる真帆をゆかりがじれったそうに見る。
「いい?真帆!今日ここに集まっている男たちは天下の藤堂不動産の中でもトップを争うエリート達なの!そんな人たちとお知り合いになれるチャンスは、一年のうちでそう何回もあるわけじゃないもの。私がめんどくさい実行委員会を進んで引き受けるのは、こんなメリットがあるからなのよ!」
真帆はなるほどと頷いた。
スパイみたいなことをさせてごめんねと謝る真帆に、ゆかりは心配しないでむしろラッキーと言った。今まで憧れの存在ではあるが言葉を交わすことも叶わなかった一条と接点を持てたからだ。
備品配布に秘書室へやってきた際に一条と打ち合わせて帰ってゆく彼女はすっかり恋する乙女の顔である。
「真帆知ってる?…表彰パーティーはここからが本番なのよ」
意味ありげにゆかりが真帆に囁く。
真帆は目をパチクリとさせた。
「ここからが?」
「そう!」
ゆかりが頷いて会場を見回した。
「実行委員会の打ち上げは、ここの参加メンバーの二次会と合同でやるの!」
だから?と再び首を傾げる真帆をゆかりがじれったそうに見る。
「いい?真帆!今日ここに集まっている男たちは天下の藤堂不動産の中でもトップを争うエリート達なの!そんな人たちとお知り合いになれるチャンスは、一年のうちでそう何回もあるわけじゃないもの。私がめんどくさい実行委員会を進んで引き受けるのは、こんなメリットがあるからなのよ!」
真帆はなるほどと頷いた。