世界No.1の総長と一輪の花 両想いバレンタイン(詩優side)
そっと顔を近づけると、ぎゅっと慌てて目を閉じる彼女。
肩にも力が入ってるのか、肩が少し上がり気味。
…自分で言ったのに、緊張してんのか?
そういうところも、反応も全部可愛いけどさ。
ちゅっと柔らかい頬にキス。
すると、花莉は目を開けて。
「口じゃな……んっ」
最後まで言い終わる前に唇を重ねた。
…キス、久しぶりかも。
つーか、花莉が入院中からキスしてなくね?退院しても花莉がインフルエンザにかかってたし…。
キスしてぇと思っても我慢してた気がする。
花莉が寝たあとにこっそりおでこや頬にキスはしたけど……。唇にはしてない。
俺、1回も襲ってねぇよ?
偉くね?
なんて思ったせいか、気が緩んだせいか。
どんどんキスは深くなっていく。
最初はただ触れるだけのキスだったのに、熱い、熱いキスに変わった。
舌が絡み合って、もっともっと花莉を求める。
「あっ……んんっ…」
花莉の甘い声が漏れて、余計俺を止まらなくさせた。