世界No.1の総長と一輪の花 両想いバレンタイン(詩優side)




急な出来事に反応が遅れる。




「花───」




彼女の名前を呼ぼうとしたら、それを制するように口を塞がれた。

唇に触れているのは、彼女の柔らかい唇。




……熱い。




花莉の手が俺の頬に触れて、体温が伝わってくる。
まじで俺の理性がやばい……




必死に理性を保とうとしても花莉は何回も何回も角度を変えて唇を重ねてくる。





…急に積極的になったな……。
ここが学校じゃなきゃすげぇ嬉しい…。




うん。ここが学校じゃなきゃ……










花莉を強制的に止めようとしたところで、彼女はやっと唇を離してくれた。



…寂しいような、これで良かったような。
複雑な気持ち。




…襲わないですんだんだから、いいのか。









なんて思っていたら、花莉は俺の肩に手を回してきて。
ぎゅっと強く抱きついてきた。




それから




パクっ




「!?」




ビクッと体が反応。


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