続・闇色のシンデレラ
その日は帰ってから泣いた。ひたすら泣いた。

相談できる人は運悪くみんな出かけていた。

家には誰もいなくて、ひとりぼっちで涙を流した。


どうしてわたしが。どうしてこんな目に。

苦労ばかりしてきた人生だから、きっとこの先幸せだと信じて疑わなかったのに。

普段、強がっていたせいだろうか。

早産になるかもしれない、この不安が拭えなくて無様に泣いてしまった。

どうしよう、どうしよう。

頭の中はグチャグチャだった。

泣いて、泣いて。そうしていく内に次第に眠くなりまぶたを閉じた。



閉じた瞳の奥で、わたしは久しく悪夢を見た。

とても長い長い夢だった。
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