続・闇色のシンデレラ
絆は性格こそ志勇に似ている気がする。だけど小さい頃に志勇の顔には似ていない。
みんな私にそっくりだというけれど、小さい頃の写真がないからなんとも言えない。
とりあえずかわいいと言うことは事実だ。
「ままぁ」
「はいはい、ママですよ」
凛太郎の腕から絆を受け取り抱き上げる。
しかし、こんな小さなかわいいモンスターたちを何十人もみるなんて保育士さまさまだ。
保育園に預けたいと思うけど職業柄というか家柄、預けられるかどうかは分からない。
それに“今後の生活”を考えると預けない方がいいかも。
「壱華さん、よかったら1日俺が見ましょうか?」
「え?」
「いえ、あまり顔色が良くない気がして」
そう言われ、もう自分の背丈を超えてしまった凛と目を合わせる。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、原因は分かってるから。あのね……」
わたしは心配そうに見つめる凛の耳に顔を寄せた。
そしてとある事実を口にした。
「えっ!!?」
凛はそれを聞くと驚き、そして慌てて口を手で塞いだ。
「……そのこと、ほかの人に言ってます?」
小声でこそこそ喋る凛の姿がおもしろくて笑えた。
「ふふ、まだ誰にも言ってないよ。当然志勇にもね」
「ええっ!!?だ、黙ってた方がいいですか?」
「逆に言ってしまってもいいんじゃない?志勇が帰ってきた時に『俺だけ聞いてないぞ!どういうことだ!』って騒ぎになるのも面白いかと思って」
「そんな肝っ玉座ってるの壱華さんくらいっすよ!!
俺が発生元だなんて知られたらデコピンぐらいじゃすまない……俺は絶対誰にも言いませんからね!」
「なになに!?凛兄ちゃんどういうこと?」
「あとで教えてやるからお前は早くこっちおいで!そろそろ若が帰ってくるから!」
そう言って彼らは風のように走り去っていった。
みんな私にそっくりだというけれど、小さい頃の写真がないからなんとも言えない。
とりあえずかわいいと言うことは事実だ。
「ままぁ」
「はいはい、ママですよ」
凛太郎の腕から絆を受け取り抱き上げる。
しかし、こんな小さなかわいいモンスターたちを何十人もみるなんて保育士さまさまだ。
保育園に預けたいと思うけど職業柄というか家柄、預けられるかどうかは分からない。
それに“今後の生活”を考えると預けない方がいいかも。
「壱華さん、よかったら1日俺が見ましょうか?」
「え?」
「いえ、あまり顔色が良くない気がして」
そう言われ、もう自分の背丈を超えてしまった凛と目を合わせる。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、原因は分かってるから。あのね……」
わたしは心配そうに見つめる凛の耳に顔を寄せた。
そしてとある事実を口にした。
「えっ!!?」
凛はそれを聞くと驚き、そして慌てて口を手で塞いだ。
「……そのこと、ほかの人に言ってます?」
小声でこそこそ喋る凛の姿がおもしろくて笑えた。
「ふふ、まだ誰にも言ってないよ。当然志勇にもね」
「ええっ!!?だ、黙ってた方がいいですか?」
「逆に言ってしまってもいいんじゃない?志勇が帰ってきた時に『俺だけ聞いてないぞ!どういうことだ!』って騒ぎになるのも面白いかと思って」
「そんな肝っ玉座ってるの壱華さんくらいっすよ!!
俺が発生元だなんて知られたらデコピンぐらいじゃすまない……俺は絶対誰にも言いませんからね!」
「なになに!?凛兄ちゃんどういうこと?」
「あとで教えてやるからお前は早くこっちおいで!そろそろ若が帰ってくるから!」
そう言って彼らは風のように走り去っていった。