続・闇色のシンデレラ
……幸せだなあ。
数年前まで地獄のような日々を過ごしていたのが信じられないくらい、幸せだ。
最近つくづくそう思う。
「まま、まぁま」
「ふふ、このまますくすく育ってくれたらそれでいいんだけど、
お願いだからあの人みたいな暴れん坊のいたずらっ子にはならないでほしいなぁ。
でも、最近片鱗が出てきちゃてるもんね」
「うう?」
絆は不思議そうに首を傾げる。
その仕草が可愛いったらありゃしない。
「おいおい、暴れん坊のいたずらっ子って俺のことか、壱華」
にやけていたら、背後から志勇の声が聞こえた。
「し、志勇!?いつからそこに」
慌てて振り返ると、ネクタイを緩め仁王立ちの志勇がすぐ後ろに立っていた。
「だあ!まんま!」
絆はパパの姿を見るやいなや暴れだし、志勇に抱っこをせがむ
「絆、ただいま」
「あきゃー!」
「すっかりパパっ子ね、絆」
抱き上げられた絆は上機嫌に赤ちゃん特有の甲高い歓声の声を上げた。
「ああ、壱華に似て可愛くて仕方ない」
それにしても、極道のトップである彼がこんなにも子煩悩だとは思わなかった。
「で、壱華。俺に何を隠してるんだ?」
「え?」
「凛太郎がやけに慌てた様子でな、俺から目を逸らしたものだから壱華関連かと思って」
「あら、凛ったら動揺を隠せなかったのね」
「何を言ったんだ?」
「ふふ、それはね……」
私はそっと、自分のお腹に両手を当てた。
数年前まで地獄のような日々を過ごしていたのが信じられないくらい、幸せだ。
最近つくづくそう思う。
「まま、まぁま」
「ふふ、このまますくすく育ってくれたらそれでいいんだけど、
お願いだからあの人みたいな暴れん坊のいたずらっ子にはならないでほしいなぁ。
でも、最近片鱗が出てきちゃてるもんね」
「うう?」
絆は不思議そうに首を傾げる。
その仕草が可愛いったらありゃしない。
「おいおい、暴れん坊のいたずらっ子って俺のことか、壱華」
にやけていたら、背後から志勇の声が聞こえた。
「し、志勇!?いつからそこに」
慌てて振り返ると、ネクタイを緩め仁王立ちの志勇がすぐ後ろに立っていた。
「だあ!まんま!」
絆はパパの姿を見るやいなや暴れだし、志勇に抱っこをせがむ
「絆、ただいま」
「あきゃー!」
「すっかりパパっ子ね、絆」
抱き上げられた絆は上機嫌に赤ちゃん特有の甲高い歓声の声を上げた。
「ああ、壱華に似て可愛くて仕方ない」
それにしても、極道のトップである彼がこんなにも子煩悩だとは思わなかった。
「で、壱華。俺に何を隠してるんだ?」
「え?」
「凛太郎がやけに慌てた様子でな、俺から目を逸らしたものだから壱華関連かと思って」
「あら、凛ったら動揺を隠せなかったのね」
「何を言ったんだ?」
「ふふ、それはね……」
私はそっと、自分のお腹に両手を当てた。