腕の中の静けさは・・・
『でよっか』

離してよって暴れる腕の中の愛しいキミをギュって抱きしめてペチャペチャびしょ濡れのまま部屋に入る。







『タオルタオルタオル~~~~~~』


『はっは笑。ヘンな歌』

『歌じゃないって!早くタオル欲しい~~』


『タオル欲しいって歌ぁ?(笑)』

『んもぉ!』






ふふ♪
やっぱりやっぱり何度確認しても結果は同じ。

愛しくて愛しくてたまらない人。





ダメっすね。

もう一度・・・足りないっ・・・


ベッドはやっぱりまずいな。濡れるしな。

とか思いながら床に何箇所も規則正しく見える海。



水上コテージの魅力のひとつ。

海が見えるフローリングの一角にそっと愛しい人を降ろす。



『えぇ、、、なに?、、、してるの』

『ん?ここでね』

『・・・・・・・・・』

言葉を失って驚きを隠せない表情の天音。



ムダムダ。
そんな顔も愛しいんすもん。



『見えちゃうじゃん』

『は?』


『見えちゃう、下』

『した?』

『だって・・・』






あたりまえじゃん。わざとココだもん。(笑)


『海っすよ?魚しかいないし(笑)』

『そーゆー問題じゃないじゃん・・・』




『いいじゃん。見せちゃえ見せちゃえ。天音のかわいいオシr(笑)』

『や!!!!ユソな!!』














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