愛され女子の激甘コレクション
「エイプリルフールだから、ちょっとからかってみようと思ったの。ホントに最後までしちゃうと思わなかったけど私も酔っぱらってたし……ごめんなさい。でもちゃんとゴム着けてたから子供が出来るわけじゃないし、お互い忘れよ。ね、お兄ちゃん」
頭を抱えて動かないお兄ちゃんに、わざとらしいくらい明るい声をかける。小さな頃「お父さんとお母さんには秘密だよ」ってよく指切りをした。
テストの点数が悪かった時、お母さんのお気に入りのネックレスを壊しちゃった時。お兄ちゃんはいつも苦笑いして、「仕方ないな」って小指を絡めてくれた。
私は無理やりお兄ちゃんの小指を引っ張った。
「ね、忘れよ。誰にも秘密だよ」
頭を抱えて動かないお兄ちゃんに、わざとらしいくらい明るい声をかける。小さな頃「お父さんとお母さんには秘密だよ」ってよく指切りをした。
テストの点数が悪かった時、お母さんのお気に入りのネックレスを壊しちゃった時。お兄ちゃんはいつも苦笑いして、「仕方ないな」って小指を絡めてくれた。
私は無理やりお兄ちゃんの小指を引っ張った。
「ね、忘れよ。誰にも秘密だよ」