堕とされて、愛を孕む~極上御曹司の求愛の証を身ごもりました~
体を重ねたあと、私は志門さんに抱き締められながらすやすや眠ってしまった。彼の大きな愛と、触れている肌の温もりに、安心しきっていたのだと思う。
目覚めた時にはすでにカーテンの向こうが明るくて、隣にいたはずの志門さんもいなかった。
布団の上にはゆうべ脱がされたパジャマがきちんと畳んで置いてあって、それを身につけてからなにげなくスマホのチェックをすると、志門さんからメッセージが入っていた。
【おはよう。朝ご飯を買ってくる】
文末にはおにぎりの絵文字が添えられていて、心が和む。とりあえず、あの後も友里恵さんからの連絡はなかったようだ。
ひとまず安心したところで、私はシャワーを浴びることにした。
休みの日なら気にしないけれど、今日は午後からバイトがある。志門さんに抱かれた余韻を残したまま出勤するのは、なんとなく恥ずかしい。
バスルームに向かうと、暖房がついていた上お風呂が沸かしてあったので驚いた。ガラス張りの壁からは朝日も入り込んで、とても明るく暖かい。
志門さんが気を利かせてくれたのかな……。彼の優しさをじーんと感じながら、髪と体を洗って、湯船につかった。