世界No.1の総長と一輪の花 ホワイトデー特別編
……花莉も同じ気持ち?
だったら……ほんとに部屋の中にいるか?
いやいや、だめだろ。
俺は今日、ホワイトデーのお返し買いに行くつもりなんだから。
…いや、でも……。
花莉と部屋でずっと一緒にいるのも……
なんて思っていたら
「でもデートはしたいの…」
ゆっくり顔を上げて、赤い顔で俺を見つめる花莉。
…そんな可愛い顔されたら、だめなんて言わねぇよ。
俺は花莉の言うことならできるだけ全部聞きたいし。
「…あぁ。デートしよ」
そう答えると、「うん!!」と元気に返事をする目の前の彼女。
「行こ」
花莉の手を取って部屋を出た。
繋いだ手は、もちろん恋人繋ぎ。