転生したら、モブでした(涙)~死亡フラグを回避するため、薬師になります~
カーバンクルを召喚すると、すぐに魔法陣の上から抱き上げる。気持ちのいい毛並みに頬ずりし、ひとり堪能していた。
ローデンヴァルト先生は無表情で地面にカードを投げつけた。魔法陣が浮かび上がり、中から成人男性ほどの大きさの泥人形、ゴーレムが這い出てくる。
「ヒッ!!」
ローデンヴァルト先生が使ったのは、召喚札(サモン・カード)である。インスタント使い魔と言えばわかりやすいのか。呪文を唱えて投げると、魔物や精霊、妖精が召喚できる。
召喚札の作り方はちょっぴり残酷だ。召喚したい生き物から生き血を抜き取り、それを使ってインクを作り、呪文が刻まれたカードに刷り込むのだ。召喚された存在の実力は、本物の十分の一ほど。それでも、魔物や精霊によっては十分強力なのだ。
体が泥で構成されたゴーレムは、そこまで強くない。しかし、魔物との戦闘経験のない貴族令嬢からしたら恐ろしいだろう。
ゴーレムを召喚して、いったい何に使うのだろうか。と、考えていたら、ローデンヴァルト先生はとんでもない命令をフロレンツィアに下す。
「フロレンツィア・フォン・ヘルフェリヒ、そのゴーレムを、使い魔で倒せ」
「な、なんでですの!?」
「言っただろうが、戦闘能力を見ると」
まさか、実戦だとは想像もしていなかったのだろう。しかし、ローデンヴァルト先生は酷い。なんの説明もなしに、こんなことをさせるなんて。
でも、これくらい適応できないと、闇魔法使いと戦う戦力にはならないだろう。心の中で、フロレンツィアを応援する。
ローデンヴァルト先生は無表情で地面にカードを投げつけた。魔法陣が浮かび上がり、中から成人男性ほどの大きさの泥人形、ゴーレムが這い出てくる。
「ヒッ!!」
ローデンヴァルト先生が使ったのは、召喚札(サモン・カード)である。インスタント使い魔と言えばわかりやすいのか。呪文を唱えて投げると、魔物や精霊、妖精が召喚できる。
召喚札の作り方はちょっぴり残酷だ。召喚したい生き物から生き血を抜き取り、それを使ってインクを作り、呪文が刻まれたカードに刷り込むのだ。召喚された存在の実力は、本物の十分の一ほど。それでも、魔物や精霊によっては十分強力なのだ。
体が泥で構成されたゴーレムは、そこまで強くない。しかし、魔物との戦闘経験のない貴族令嬢からしたら恐ろしいだろう。
ゴーレムを召喚して、いったい何に使うのだろうか。と、考えていたら、ローデンヴァルト先生はとんでもない命令をフロレンツィアに下す。
「フロレンツィア・フォン・ヘルフェリヒ、そのゴーレムを、使い魔で倒せ」
「な、なんでですの!?」
「言っただろうが、戦闘能力を見ると」
まさか、実戦だとは想像もしていなかったのだろう。しかし、ローデンヴァルト先生は酷い。なんの説明もなしに、こんなことをさせるなんて。
でも、これくらい適応できないと、闇魔法使いと戦う戦力にはならないだろう。心の中で、フロレンツィアを応援する。