転生したら、モブでした(涙)~死亡フラグを回避するため、薬師になります~
「ローデンヴァルト先生、もしもフロレンツィアの魔法が暴走したら、身を挺して守って」

「グレーテ、お前な……」

そうこうしているうちに、フロレンツィアの魔法の詠唱が完了したようだ。

「巻き上がれ、|炎よ(フレイム)!」

『きゅーーん!』

フロレンツィアの詠唱に反応し、ルビーの額の宝石は眩く発光する。ゴーレムの足下に大きな魔法陣が浮かび上がり、火柱が上がった。

『グオオオオオオオ!!』

ゴーレムは叫び声を上げ、息絶える。召喚札の魔力が切れたからか、その姿は消えてなくなった。

どうだとばかりに、フロレンツィアが振り返る。

「合格だ」

フロレンツィアの戦闘能力を、ローデンヴァルト先生は高く評価したようだ。ルビーを高く上げ、喜んでいた。
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