転生したら、モブでした(涙)~死亡フラグを回避するため、薬師になります~
「そういえば、ふたりとも、授業はどうするの? その、今更だけれど」

「そもそも、なぜこの生徒らはここにいる」

「じ、実は――」

ローデンヴァルト先生に事情を報告する。話し終わったあと、深いため息をつかれてしまった。

「男女の痴情のもつれか」

「違いますわ。誰かが、わたくしを闇魔法で操っていましたの!」

「闇魔法だと!?」

「ええ。恐ろしくって、“魔法騎士科”の教室になんて、行けませんわ」

「私も、恐ろしいです」

闇魔法についても、詳しく話をしておく。ローデンヴァルト先生の眉間の皺は深まるばかりであった。

「なぜ、面倒事に巻き込まれいるんだ……」

恨みがましく言われてしまった。私の責任ではない。悪いのは、闇魔法を用いてフロレンツィアの感情を操ろうとした人物だ。
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