年上同期の独占愛~ずっと側に
「ちょっと気を付けてよ・・・萌々香が酔っぱらったらひとたまりもないわよ。」
ひとたまりもないって何だ・・・
「橋本さんと2人で飲みに行って大丈夫だった?」
「大丈夫って?」
「変なことされなかった?」
「何よ、変なことって。大体橋本さんは彼女持ちじゃん。」
「同じ職場の山元さんだっけ?それさ・・・ダンナに聞いてみたけど、付き合ってるような感じしなかったけどな」
「そんなことないよ。いつも仲良くしてるよ。」
「橋本さんには聞いてみたの?」
「うん。いつも山元さんのこと聞いてるけど?」
「ふ~ん。まあ、いいや。じゃあ、水曜日、ごはん楽しみにしてる。この辺でいいよね?」
「うん。お店考えとく。」
慌ただしくお昼を終えると、じゃあね、と亜都子は小走りに出て行った。亜都子、がんばってるな。結婚してもキャリアを諦めないで出張も嫌がることなくこなしている。
一見サバサバしているように見えるが、とても繊細で細かいことを気にするタイプだ。割と引きずるタイプでいつまでも悩んでしまう節がある。その分人の気持ちを汲み取るのがうまく、周りの人に優しく接することができる。おそらく無意識の部分も多いのだろうが、傷つきやすい分人の傷にも敏感だ。
結婚を機に関西に転勤になった亜都子のことが心配だったが、旦那さまである尾崎さんの存在は大きいのだろう。悩みはそれなりにあるみたいだが、うまくバランスがとれているのだろう。
一方私は逆に、おっとりしてそうに見えるらしいが、実は結構現実的で計算高いところがある。亜都子と同じように小さいことが気になりグズグズするところがあるが、思ったことを口に出すことも多く、付き合っていた相手には結構な我儘ぶりを発揮していた。
亮との付き合いを振り返ってみても、今になればそういう不満が積み重なったであろうことは理解できる。
しかし・・・どこまで我慢してどこまで出していいのかが、よくわからない・・。
私が今のプロジェクトに異動になるタイミングで一つ級が昇格した。亮も同じタイミングで昇格したのだが、亮は私より3年次先輩だ。しかも全社的にも注目されているプロジェクトに参加することになった私に、最初の頃こそ、すごいね、がんばれよ、と言ってくれるたものの、段々仕事の話を聞いてくれなくなったし、自分の仕事のこともほとんど話さなくなってしまった。
ひとたまりもないって何だ・・・
「橋本さんと2人で飲みに行って大丈夫だった?」
「大丈夫って?」
「変なことされなかった?」
「何よ、変なことって。大体橋本さんは彼女持ちじゃん。」
「同じ職場の山元さんだっけ?それさ・・・ダンナに聞いてみたけど、付き合ってるような感じしなかったけどな」
「そんなことないよ。いつも仲良くしてるよ。」
「橋本さんには聞いてみたの?」
「うん。いつも山元さんのこと聞いてるけど?」
「ふ~ん。まあ、いいや。じゃあ、水曜日、ごはん楽しみにしてる。この辺でいいよね?」
「うん。お店考えとく。」
慌ただしくお昼を終えると、じゃあね、と亜都子は小走りに出て行った。亜都子、がんばってるな。結婚してもキャリアを諦めないで出張も嫌がることなくこなしている。
一見サバサバしているように見えるが、とても繊細で細かいことを気にするタイプだ。割と引きずるタイプでいつまでも悩んでしまう節がある。その分人の気持ちを汲み取るのがうまく、周りの人に優しく接することができる。おそらく無意識の部分も多いのだろうが、傷つきやすい分人の傷にも敏感だ。
結婚を機に関西に転勤になった亜都子のことが心配だったが、旦那さまである尾崎さんの存在は大きいのだろう。悩みはそれなりにあるみたいだが、うまくバランスがとれているのだろう。
一方私は逆に、おっとりしてそうに見えるらしいが、実は結構現実的で計算高いところがある。亜都子と同じように小さいことが気になりグズグズするところがあるが、思ったことを口に出すことも多く、付き合っていた相手には結構な我儘ぶりを発揮していた。
亮との付き合いを振り返ってみても、今になればそういう不満が積み重なったであろうことは理解できる。
しかし・・・どこまで我慢してどこまで出していいのかが、よくわからない・・。
私が今のプロジェクトに異動になるタイミングで一つ級が昇格した。亮も同じタイミングで昇格したのだが、亮は私より3年次先輩だ。しかも全社的にも注目されているプロジェクトに参加することになった私に、最初の頃こそ、すごいね、がんばれよ、と言ってくれるたものの、段々仕事の話を聞いてくれなくなったし、自分の仕事のこともほとんど話さなくなってしまった。