年上同期の独占愛~ずっと側に
橋本さんが先にお店から出たところで、緒方さんに腕を引っ張られて、内緒話のように耳元で話された。
「色々あるだろうけどさ、橋本、頼りになるだろ。仕事もそれ以外も、何かあったら頼れるヤツだと思うよ。野崎さんはアイツの特別だから。仲良くしてやって。」
「そんな・・・。こちらこそ、橋本さんにはいつも助けていただいてありがたいです。仲良くなんておこがましいですけど。仲良くしますね」
「おう。またね。元気で」
私の背中をポン、と叩いて、送り出してくれた。
しばらくは会えないと思うが、次にどこかで会うときは私の成長した姿を見てほしい。
お店を出た橋本さんが駅とは反対方向に歩いて行くので、後ろから声をかけると、1杯だけ飲んでいこう、といつものBarに入っていった。
私は結構疲れてしまったのだが、橋本さんは飲み足りないのだろう。
マスターに作ってもらったカクテルをチビチビ飲んでいると、隣に座った橋本さんはすでに3杯目を注文し終わっ大分ご機嫌になっていた。
「明日休みなんだし、もう1杯飲めば?」
どうしようかな、と悩んでいる間に、マスターが私の好きなピーチをベースにしたカクテルを出してくれる。
ほとんどノンアルに近いほど少量のアルコールなので、これなら大丈夫かな。
橋本さんは二人でいるときはほとんど仕事の話をしない。同期の話などするときもあるが、具体的な業務の話は一切ないため、一緒にいてとてもいごごちが良い。
最初の頃二人きりになると上司と一緒にいるような感覚で緊張してうまく話ができなかったが、今はそんなこともなく普通に会話できていると思う。
グラスが半分になったころには、身体がポカポカしてきて、グラスが空になるころには頭も体もフワフワしていた。酔ったかな、と自覚はあったが、今日は橋本さんが一緒だからすっかり安心して飲んでしまった。
そんな私を見て、橋本さんがそろそろ出ようかと、私の腕を掴んで立ち上がり、そのまま外に出た。
「ごめん、俺も飲んじゃってるから送っていけないからさ。少し休んで酔い冷ましていけよ。」
うん、と頷いて橋本さんを見上げると、安心したような困ったような顔をして私を見下ろして、頭にポンと手お置いてため息をついた。
・・・今は少しふらついているが、少しだけ休めば帰れるだろう。
「色々あるだろうけどさ、橋本、頼りになるだろ。仕事もそれ以外も、何かあったら頼れるヤツだと思うよ。野崎さんはアイツの特別だから。仲良くしてやって。」
「そんな・・・。こちらこそ、橋本さんにはいつも助けていただいてありがたいです。仲良くなんておこがましいですけど。仲良くしますね」
「おう。またね。元気で」
私の背中をポン、と叩いて、送り出してくれた。
しばらくは会えないと思うが、次にどこかで会うときは私の成長した姿を見てほしい。
お店を出た橋本さんが駅とは反対方向に歩いて行くので、後ろから声をかけると、1杯だけ飲んでいこう、といつものBarに入っていった。
私は結構疲れてしまったのだが、橋本さんは飲み足りないのだろう。
マスターに作ってもらったカクテルをチビチビ飲んでいると、隣に座った橋本さんはすでに3杯目を注文し終わっ大分ご機嫌になっていた。
「明日休みなんだし、もう1杯飲めば?」
どうしようかな、と悩んでいる間に、マスターが私の好きなピーチをベースにしたカクテルを出してくれる。
ほとんどノンアルに近いほど少量のアルコールなので、これなら大丈夫かな。
橋本さんは二人でいるときはほとんど仕事の話をしない。同期の話などするときもあるが、具体的な業務の話は一切ないため、一緒にいてとてもいごごちが良い。
最初の頃二人きりになると上司と一緒にいるような感覚で緊張してうまく話ができなかったが、今はそんなこともなく普通に会話できていると思う。
グラスが半分になったころには、身体がポカポカしてきて、グラスが空になるころには頭も体もフワフワしていた。酔ったかな、と自覚はあったが、今日は橋本さんが一緒だからすっかり安心して飲んでしまった。
そんな私を見て、橋本さんがそろそろ出ようかと、私の腕を掴んで立ち上がり、そのまま外に出た。
「ごめん、俺も飲んじゃってるから送っていけないからさ。少し休んで酔い冷ましていけよ。」
うん、と頷いて橋本さんを見上げると、安心したような困ったような顔をして私を見下ろして、頭にポンと手お置いてため息をついた。
・・・今は少しふらついているが、少しだけ休めば帰れるだろう。