人格矯正メロディ
あたしはコトハを無視して他のクラスメートたちの談笑を始めた。


すぐに諦めて自分の席に戻るだろうと思っていたけれど、コトハはずっとそこに立っている。


「本当に自分で回答したの?」


コトハの言葉にあたしは会話を止めてしまった。


「なに言ってんのあんた」


ナツコがコトハを威嚇するように睨み付ける。


「あたしは星羅の友達だから、星羅が勉強ができるかどうかくらい知ってる」


あたしはゆっくりとコトハへ視線を向けた。


目を細め、コトハを睨み付ける。


「どういう意味? あたしがバカだって言いたいの?」


そう言って立ち上がると、コトハは一歩後退した。


ビビってるくせに、生意気な……。


「バカだなんで言ってない。ただ、どうして今回は星羅の得点が良くて、ユウカの得点が悪かったのか気になるの」


「なんであたしとユウカの点数が気になるの? わけわかんないんだけど?」
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