エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
律ちゃんは頑張った。

頑張って男の人と話せるようになったと実感し、お見合いの日取りを決めてもらった。

そしていざ、お見合い当日。

(けい)くんがすごくカッコ良くて緊張のあまり顔が引きつって、その反動で私すごい顔していたらしいの」

「すごい顔とは?」

「仏頂図っていうの?怒っているみたいな?」

律ちゃんは私にその時の顔を見せた。

なんとなくわかったような気がする。

「もしかしてお兄にとっては今までにないタイプの女性で、それで気に入っちゃったとか?」

すると律ちゃんは大きく頷いた。

「人生どう転ぶかわかんないよね。でも付き合い始めた時に初恋の人だったってことは言ったよ。驚いてたけどね」

律ちゃんはとても幸せそうに自分のお腹を優しく撫でた。

そう、律ちゃんのお腹の中には赤ちゃんがいるのだ。

現在四ヶ月。

悪阻もほとんどなくて元気そのもの。

一通り話した律ちゃんが「で?私の話と泉ちゃんの話は関係あるの?」と話を振ってきた。
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