エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
男の人とまともに話せないし、話したとしても赤面してしまい言いたいこともうまく言えないほどのあがり症の律ちゃんはその後大学に進むが友達はあまりできなかった。

卒業後実家の会社を手伝っていたのだが、適齢期になり縁談話が舞い込んでくるようになった。

だがどの人もピンとこないと言うか結婚後のビジョンが全く見えず、全てお断りをしていたそうなのだが、母親に「これが最後だから」と差し出されたお見合い写真が兄だったというのだ。

この当時の兄は確かにモテていたが「女は信じられない」が口癖だった。

妹の私が言うのもなんだが、兄はそこそこイケメンでしかも御曹司。

黙っていてもが女性寄ってくる。だけどそれは見てくれだとか玉の輿目当てがほとんどで自分自身を見てくれる人などいなかった。

だから兄は女より仕事だと言って私より仕事に夢中になっていた。

その頃、律ちゃんはお見合い写真を見て驚いた。

話したことはないけど自分にとって初恋の人でもある私の兄だったからだ。

何が何でも初恋を実らせたいと思った律ちゃんは兄に会うことを決意する。

もし話ができなかったら断られるかもしれないと思った律ちゃんは同じ会社で働く男の人たちと話せるようにと訓練をしたそうだ。

正直この話を聞き私は信じられなかった。

だって私の知っている律ちゃんは明るくておしゃべりが大好きだからだ。

でも決して口が軽いわけではない。

育ちの良さは滲み出てるお嬢様なのだ。
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