泡沫の記憶

「なに作るんですか?
私、手伝います!
私、料理ぜんぜんできないから
教えてください!」



「何がいいかな?
私もたいして上手くないけどね
じゃあ、朱夏ちゃん
この野菜切ってくれる?」



朱夏が彼女の隣に並んだ



「オレ、先にシャワーしてくるね」



「はーい」



朱夏の声はしなかった



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