泡沫の記憶

「あ、コレ…美空(みく)が…
朱夏にだって…ケーキ…
人気のお店らしいよ」



「ありがと
ケーキ久しぶり…」



「朱夏、甘いの好きでしょ」



「うん
でもずっとケーキ食べてない

なんか…誕生日思い出すから…」



誕生日…

京ちゃん
私、今日誕生日だったんだ
16歳になったよ
ありがと、京ちゃん…



あの日の朱夏を思い出した



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