プリンセスストロベリーの憂鬱
顔を洗って戻るとテーブルには朝食が並べられていた。


「冷蔵庫の中卵ぐらいしかなかったからこんなものしか出来なかった」


目玉焼き

サラダ

クロワッサン

コーヒー


「本当はおみそ汁とかご飯にしたかったんだけど、おみそないし、お米少ししか無かったから」


しょんぼりとする仕種が可愛い。


「充分だよ。食べよ」


お菓子だけではなく、料理の方も実家とケーキ屋で仕込まれていたらしい。
< 123 / 187 >

この作品をシェア

pagetop