ヤンキーとあたしと嘔吐~君に贈る物語~
ぱた、ぱたと上靴っぽい足音が聞こえる。
シャッとカーテンが開く向こうには、リュウヤがいた。
「あ。」
「よ!元気かー?」
「まあ、ぼちぼち」
めっちゃ寝てたけど。
「ほら」
「ひゃ!!!!」
頬にキンとした感覚にびっくりした。
「寝てて喉乾いただろ、飲めよ」
「あ……ありがとう、いただいます」
最近、入った炭酸ジュースだ。
喉を潤しながら、刺激する味が気持ちいい!
「……なんかお前よそよそしいな」
「え、べ……別にそんなことないよ!ただ、パックのリンゴジュースが飲みたかったなって」
「おい、せっかく人が買ってきたのによ…」
嘘。必死だったとはいえ、自分から男子に抱きついたことははじめてだったから今更恥ずかしい。
シャッとカーテンが開く向こうには、リュウヤがいた。
「あ。」
「よ!元気かー?」
「まあ、ぼちぼち」
めっちゃ寝てたけど。
「ほら」
「ひゃ!!!!」
頬にキンとした感覚にびっくりした。
「寝てて喉乾いただろ、飲めよ」
「あ……ありがとう、いただいます」
最近、入った炭酸ジュースだ。
喉を潤しながら、刺激する味が気持ちいい!
「……なんかお前よそよそしいな」
「え、べ……別にそんなことないよ!ただ、パックのリンゴジュースが飲みたかったなって」
「おい、せっかく人が買ってきたのによ…」
嘘。必死だったとはいえ、自分から男子に抱きついたことははじめてだったから今更恥ずかしい。