【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。
どうしてそこにいるの?
ベッドにいたはずなのに。
いつの間にそんなに近くにきたの。
足音ひとつ、聞こえなかった。
いくら軽そうな雛でも
少しの気配もなしに近づいてくるなんて
そんなこと
「ぜーんぶ。聞こえてたわ」
聞こえていた?
「信じてくれてありがとう、ミイ。それと。ミイのこと守ってくれてたのね。もう十分よ。離れなさい」
リクさんが、わたしを抱きしめる腕に力を入れる。
「指図すんな」